そういや本陣殺人事件 岡山・倉敷 第1幕
3月は以前にも書いたように旅が多かった。
八代日帰りの後、岡山〜倉敷の二人旅、翌週には滋賀県一人旅。
その後GW中にも日帰り、2泊3日の旅と出てしまったのでまたかなり溜まっている。急いでいこう。
まずは3月22日、岡山の旅である。
一番の目当ては林原美術館で開催されている「備前一文字」。
しかしその後の調べでここでは前後期に分かれて半分ずつしか展示されず、しかも展示替えされない
全作品がGW中東京の大倉集古館で展示されているとのこと。
最早行く必要はなくなってしまった。
とは言え、フリーツアーで申し込んでしまっていた、ということもあるし、岡山市は二度目ながら倉敷は
初めて。岡山市にしても以前はクラブツーリズムの秘仏開帳ツアーだったので、市内はほとんど
回っていない。
本来はマイルのこともあり飛行機にしたかったけれど、岡山までだと圧倒的に新幹線の方が早い。
やむなく新幹線で岡山駅に着くと、駅前からちょっとだけ市電に乗りまずは岡山県立美術館へ。
その前に登録文化財の岡山禁酒会館の何とも味のある建物を見学し、その中庭で妙な城の櫓を
発見したりもした。
見た目とても綺麗でもありこの時点では再建されたものだと思っていたら、どうやらこれが重要文化財の
「西之丸西手櫓」だったようだ。
この建物自体は前回の旅でも見た、ことは見た。ただ、この櫓、小学校の校庭の端にあり、訪問した
際には門が閉まっていて近付けなかった。一番奥だったのでかなり遠目に見たのみ。その時にも
反対側はどうかと思って廻ったのだけれど、小さな崖状になったところに建物が密集していてどうにも
見えなかった。禁酒会館の中庭にも気付かなかったし。
そういうことでは前回よりも肉薄した、と言える。
そして、前回の記憶によって近付くことなど端から諦め通過してしまったのに、その後調べてみたら
その後学校は廃校になっていて現在は駐車場になっていた模様。直ぐ目の前で撮られた写真を見つけて
ほんとにもうがっかり。
岡山県立美術館は丁度特別展「開館20周年特別企画 名品とともに楽しむ表装の美」を開催中。
思いがけず(といっても事前にサイトで確認済ではあったけれど)来迎院の国宝「日本霊異記」や
重要文化財作品を何点も観ることができた。この日本霊異記、京都国立博物館で時折展示されては
いるけれど、今まで巡り会うことができていなかったので何とも嬉しい。
土曜の朝だったせいか、岡山ではいつもこの程度なのか、翌日で終了という会期末だったのにがらがらで
のんびりと拝観できた。
続いては岡山県立博物館。
その道すがら、川沿いに歩きながら河原を挟んで見る岡山城天守の姿は、再建とは言え中々に
美しい。
エントリールートを誤り5分程余計に歩いたりはしてしまったけれど博物館を見学。
こちらの方は3月頭までは刀剣など県内の充分作品が数多く展示されていたのに、展示替えで
考古もの2点程しか残っていなかった。残念。
博物館を出るともう目の前が岡山後楽園の入口。
後楽園は広い。大池だけでなく小さな池は幾つもあるし、敢えて作られた田んぼもあるし、何故か
檻に飼われたタンチョウヅルもいるし。
結局いつもパンフレットを見ながらちゃんと一種するのが常なのに一部見忘れてしまった位だ。
修復中で近付けないと覚しき一角もあった。
これは先の櫓と合わせて再訪するしか無さそうだ。見落としたところには建物もあって一つの
見所だったようだし。
後楽園という名称から小石川後楽園と関係しているものとばかり思っていたら、どちらも東海道
五十三次にちなんでいる位の共通点があるだけで別物だったのには驚き。第一、この後楽園という
名称自体明治期に付いたものだというのだから関係ある筈もあるまい。
時期的には庭園鑑賞には一番不適な時期のようで、梅はもうほとんど終わりだし桜にはまだ早い。
樹々の新芽もまだ固いままで乾燥しているので苔も色褪せているし、この庭園の特徴である芝も
大分茶色く弱々しい。
それでも天気が良くてちょっと暑く感じる程だったので気持ち良さは文句なし。こうした大名庭園では
あまり無い開放的な空間が広がっているので弁当でも持ってきてのんびり休息するにはもってこいだと
言えるだろう。ただ広いだけではない景観の美しさもあるので癒し効果は抜群だ。
そうした見所の一つが流店。
ちょっと立派な東屋のような吹き抜けの建物、その真ん中を貫いて水の流れがある。そこに幾つかの
名石を並べて景色を作りせせらぎの音も創り出している。二つに割れた建物はどちらも板張りに
なっておりのんびりとくつろげる。
これは面白い。曲水の宴にはぴったりだと思ったらやはりそれ用らしい。
自分の家に広大な庭でも作れたら(どう考えても無理な相談)是非取り入れたい一品だ。
八代日帰りの後、岡山〜倉敷の二人旅、翌週には滋賀県一人旅。
その後GW中にも日帰り、2泊3日の旅と出てしまったのでまたかなり溜まっている。急いでいこう。
まずは3月22日、岡山の旅である。
一番の目当ては林原美術館で開催されている「備前一文字」。
しかしその後の調べでここでは前後期に分かれて半分ずつしか展示されず、しかも展示替えされない
全作品がGW中東京の大倉集古館で展示されているとのこと。
最早行く必要はなくなってしまった。
とは言え、フリーツアーで申し込んでしまっていた、ということもあるし、岡山市は二度目ながら倉敷は
初めて。岡山市にしても以前はクラブツーリズムの秘仏開帳ツアーだったので、市内はほとんど
回っていない。
本来はマイルのこともあり飛行機にしたかったけれど、岡山までだと圧倒的に新幹線の方が早い。
やむなく新幹線で岡山駅に着くと、駅前からちょっとだけ市電に乗りまずは岡山県立美術館へ。
その前に登録文化財の岡山禁酒会館の何とも味のある建物を見学し、その中庭で妙な城の櫓を
発見したりもした。
見た目とても綺麗でもありこの時点では再建されたものだと思っていたら、どうやらこれが重要文化財の
「西之丸西手櫓」だったようだ。
この建物自体は前回の旅でも見た、ことは見た。ただ、この櫓、小学校の校庭の端にあり、訪問した
際には門が閉まっていて近付けなかった。一番奥だったのでかなり遠目に見たのみ。その時にも
反対側はどうかと思って廻ったのだけれど、小さな崖状になったところに建物が密集していてどうにも
見えなかった。禁酒会館の中庭にも気付かなかったし。
そういうことでは前回よりも肉薄した、と言える。
そして、前回の記憶によって近付くことなど端から諦め通過してしまったのに、その後調べてみたら
その後学校は廃校になっていて現在は駐車場になっていた模様。直ぐ目の前で撮られた写真を見つけて
ほんとにもうがっかり。
岡山県立美術館は丁度特別展「開館20周年特別企画 名品とともに楽しむ表装の美」を開催中。
思いがけず(といっても事前にサイトで確認済ではあったけれど)来迎院の国宝「日本霊異記」や
重要文化財作品を何点も観ることができた。この日本霊異記、京都国立博物館で時折展示されては
いるけれど、今まで巡り会うことができていなかったので何とも嬉しい。
土曜の朝だったせいか、岡山ではいつもこの程度なのか、翌日で終了という会期末だったのにがらがらで
のんびりと拝観できた。
続いては岡山県立博物館。
その道すがら、川沿いに歩きながら河原を挟んで見る岡山城天守の姿は、再建とは言え中々に
美しい。
エントリールートを誤り5分程余計に歩いたりはしてしまったけれど博物館を見学。
こちらの方は3月頭までは刀剣など県内の充分作品が数多く展示されていたのに、展示替えで
考古もの2点程しか残っていなかった。残念。
博物館を出るともう目の前が岡山後楽園の入口。
後楽園は広い。大池だけでなく小さな池は幾つもあるし、敢えて作られた田んぼもあるし、何故か
檻に飼われたタンチョウヅルもいるし。
結局いつもパンフレットを見ながらちゃんと一種するのが常なのに一部見忘れてしまった位だ。
修復中で近付けないと覚しき一角もあった。
これは先の櫓と合わせて再訪するしか無さそうだ。見落としたところには建物もあって一つの
見所だったようだし。
後楽園という名称から小石川後楽園と関係しているものとばかり思っていたら、どちらも東海道
五十三次にちなんでいる位の共通点があるだけで別物だったのには驚き。第一、この後楽園という
名称自体明治期に付いたものだというのだから関係ある筈もあるまい。
時期的には庭園鑑賞には一番不適な時期のようで、梅はもうほとんど終わりだし桜にはまだ早い。
樹々の新芽もまだ固いままで乾燥しているので苔も色褪せているし、この庭園の特徴である芝も
大分茶色く弱々しい。
それでも天気が良くてちょっと暑く感じる程だったので気持ち良さは文句なし。こうした大名庭園では
あまり無い開放的な空間が広がっているので弁当でも持ってきてのんびり休息するにはもってこいだと
言えるだろう。ただ広いだけではない景観の美しさもあるので癒し効果は抜群だ。
そうした見所の一つが流店。
ちょっと立派な東屋のような吹き抜けの建物、その真ん中を貫いて水の流れがある。そこに幾つかの
名石を並べて景色を作りせせらぎの音も創り出している。二つに割れた建物はどちらも板張りに
なっておりのんびりとくつろげる。
これは面白い。曲水の宴にはぴったりだと思ったらやはりそれ用らしい。
自分の家に広大な庭でも作れたら(どう考えても無理な相談)是非取り入れたい一品だ。
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