そういや本陣殺人事件 岡山・倉敷 第2幕
前回も書いたように、いつものことながら焦り気味に廻っていたため庭園の北に当たる一角を
すっぱりと見落としてしまった。
そして、人道橋を渡り対岸にある岡山城へ。
最近まで再建の城郭にはあまり興味が無く唐津城なども素通りしていた。文化財ものだったら
勿論入ってみるし、熊本城や大阪城のように有料区域内に文化財がある場合などは別だけれど。
しかし、元々塔や展望台などは好きな部類(いわゆるバカ)だし、展望を楽しむだけでも良いか、と
いう気になってこのところ昇ってみるようになった。
ここの場合、後楽園を眺望できるか、という期待もあったし。
結果的には後楽園は一応は見えるものの一番の見所は築山に隠されてしまって見えず、街の
景色もこれ、というポイントがないため期待した程ではなかった。
やはり海や湖などが近くにあったり山並みが美しかったり、あるいは山城で高いところにあったり
するのでなければ駄目なようだ。 岡山城はほとんど高さのない平城だし、周辺の景色にも特徴がない。
こうした城からの景色、ということでは何と言っても犬山城がこれまでのベスト。
犬山城にたどり着くための道は厳しいけれど、そこから眺望できる周囲の箱庭のような美しさと
吹き抜ける風のすがすがしさは初めて訪れた30年以上前の記憶がほぼ薄れずに残っていることからも
格別だと判る。
20年以上経って再訪した際、犬山周辺の景色が記憶に残っているものとあまりに違いがないことに驚いた。
記憶の鮮明さとその土地の変化がないことの両面で。
城を出たところで奥さんには時間差でゆっくりと来てもらうことにして、一人で林原美術館へ。
立派な武家屋敷門が見事だ。
流石に国宝・重要文化財が多数並ぶ「備前一文字」展だけあって、思ったよりも観覧者が大勢いた。
混んでいる、という程ではなかったが。
大倉集古館では展示替えしていないらしい作品をこちらではほぼ半分ずつ展示替えしていることからして
広くはないだろう、と予測していた通りに、展示室はこじんまりとしていた。
三井文庫別館(新井薬師前の)と五島美術館の中間程度だろうか。今後興味深い展覧会が
あったとしても福岡や東京などからわざわざ行くべき、かとなるとちと考える必要があるだろう。
それでも目当ての国宝刀などを中心に堪能はさせてもらった。
残念だったのは図録が売り切れていたこと。まあ旅行中持って歩かなくて良いのは楽だけれど
解説がないというのもなあ。5月の大倉集古館で何とかすることにして美術館を後にした。
奥さんの方もロビーに着いていたので(あちらは日本刀にはほとんど興味なし)合流し旅を再開。
ここから一旦大通りに戻りルネスホール(旧日本銀行岡山支店:国登録文化財)へ。
全国の日銀の建物はほとんど色気が全く無いのだけれど、ここは玄関がギリシア風になっており
少し装飾的。
ただ、それよりも建物各所に妙に鮮やかな色の飾りが付いている。よく見ると全て虫だ。
カマキリやらアリやらテントウムシやら。可愛らしいとも言えるけど、あまりに行き過ぎてはいないか。
最早シュールの域に近い。
そう思いながらちょっと中に入ってみると、オープンイベントで建物内部を見ることが出来た。
そして、そのイベントが子ども向けの虫ものだったのだ。
安心した。イベントに合わせた臨時装飾だったようだ。ならば気にする程のことではない。
むしろ今しか撮れない貴重な姿を記録できて良かったとも言える。建物の外観を見え難くしたり
するようなものではなかったので。
そこからまた川沿いに戻る。ここからしばらく川の土手を南下するコース。
以前岡山に来た際、飲食店のあまりの少なさに驚いていた。しかし、この辺りにはちょっと良さそうな
店がぽつぽつと点在している。本来の繁華街はこの街でもJR駅近くではないようだし、それだけで
岡山は何も無い県だ、と力説していたのは申し訳ないことであった。大津はほんとに何もないけど。
また、川の対岸にある家からは、大抵のところでは川に向かって階段が作られている。
以前はこの川を利用した水運が重要な交通手段だったのだろう。これまであまり見たことがない
風景だった。
しばらく歩くと、遠目にも高い鉄骨の塔が見えてくる。
すっぱりと見落としてしまった。
そして、人道橋を渡り対岸にある岡山城へ。
最近まで再建の城郭にはあまり興味が無く唐津城なども素通りしていた。文化財ものだったら
勿論入ってみるし、熊本城や大阪城のように有料区域内に文化財がある場合などは別だけれど。
しかし、元々塔や展望台などは好きな部類(いわゆるバカ)だし、展望を楽しむだけでも良いか、と
いう気になってこのところ昇ってみるようになった。
ここの場合、後楽園を眺望できるか、という期待もあったし。
結果的には後楽園は一応は見えるものの一番の見所は築山に隠されてしまって見えず、街の
景色もこれ、というポイントがないため期待した程ではなかった。
やはり海や湖などが近くにあったり山並みが美しかったり、あるいは山城で高いところにあったり
するのでなければ駄目なようだ。 岡山城はほとんど高さのない平城だし、周辺の景色にも特徴がない。
こうした城からの景色、ということでは何と言っても犬山城がこれまでのベスト。
犬山城にたどり着くための道は厳しいけれど、そこから眺望できる周囲の箱庭のような美しさと
吹き抜ける風のすがすがしさは初めて訪れた30年以上前の記憶がほぼ薄れずに残っていることからも
格別だと判る。
20年以上経って再訪した際、犬山周辺の景色が記憶に残っているものとあまりに違いがないことに驚いた。
記憶の鮮明さとその土地の変化がないことの両面で。
城を出たところで奥さんには時間差でゆっくりと来てもらうことにして、一人で林原美術館へ。
立派な武家屋敷門が見事だ。
流石に国宝・重要文化財が多数並ぶ「備前一文字」展だけあって、思ったよりも観覧者が大勢いた。
混んでいる、という程ではなかったが。
大倉集古館では展示替えしていないらしい作品をこちらではほぼ半分ずつ展示替えしていることからして
広くはないだろう、と予測していた通りに、展示室はこじんまりとしていた。
三井文庫別館(新井薬師前の)と五島美術館の中間程度だろうか。今後興味深い展覧会が
あったとしても福岡や東京などからわざわざ行くべき、かとなるとちと考える必要があるだろう。
それでも目当ての国宝刀などを中心に堪能はさせてもらった。
残念だったのは図録が売り切れていたこと。まあ旅行中持って歩かなくて良いのは楽だけれど
解説がないというのもなあ。5月の大倉集古館で何とかすることにして美術館を後にした。
奥さんの方もロビーに着いていたので(あちらは日本刀にはほとんど興味なし)合流し旅を再開。
ここから一旦大通りに戻りルネスホール(旧日本銀行岡山支店:国登録文化財)へ。
全国の日銀の建物はほとんど色気が全く無いのだけれど、ここは玄関がギリシア風になっており
少し装飾的。
ただ、それよりも建物各所に妙に鮮やかな色の飾りが付いている。よく見ると全て虫だ。
カマキリやらアリやらテントウムシやら。可愛らしいとも言えるけど、あまりに行き過ぎてはいないか。
最早シュールの域に近い。
そう思いながらちょっと中に入ってみると、オープンイベントで建物内部を見ることが出来た。
そして、そのイベントが子ども向けの虫ものだったのだ。
安心した。イベントに合わせた臨時装飾だったようだ。ならば気にする程のことではない。
むしろ今しか撮れない貴重な姿を記録できて良かったとも言える。建物の外観を見え難くしたり
するようなものではなかったので。
そこからまた川沿いに戻る。ここからしばらく川の土手を南下するコース。
以前岡山に来た際、飲食店のあまりの少なさに驚いていた。しかし、この辺りにはちょっと良さそうな
店がぽつぽつと点在している。本来の繁華街はこの街でもJR駅近くではないようだし、それだけで
岡山は何も無い県だ、と力説していたのは申し訳ないことであった。大津はほんとに何もないけど。
また、川の対岸にある家からは、大抵のところでは川に向かって階段が作られている。
以前はこの川を利用した水運が重要な交通手段だったのだろう。これまであまり見たことがない
風景だった。
しばらく歩くと、遠目にも高い鉄骨の塔が見えてくる。
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